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看護師の資格を取る方法とナース指導者が思う看護師に向いている人とは

看護師の資格を取る方法とナース指導者が思う看護師に向いている人とは

私は23年看護師をしており、新人や指導者や学生の実習指導もしています、看護師のなる方法について学生の方は悩んでいる方もいると思います。また子育てママも資格を持ちたいと考えている方もこのブログを参考にしてぜひ今後看護師になっていただくと嬉しいです。また看護師に向いているかどうかも看護学生の方よかったら参考にしてください。

看護師とは

看護師は傷病者の看護及び療養上の世話、医師の診療補助を職業としています。日本では保健師看護師法という医療従事者の法律で定めた国家資格などを有する者。

看護師は人の世話をしたり、医師の補助をします。看護師の勉強をするために勉強し国家資格の免許を取ることが必要です。

看護師になるには

看護師になるには大学または3年以上の教育を受けて看護師国家試験に合格する必要性があります。

看護師になるには看護師になるには文部科学大臣または厚生労働大臣の4年制大学、3年生の短大、専門学校を卒業し看護師国家試験に合格して看護師資格を取得する必要があります。専門学校は現在3年から4年制に移行しつつあります。なお2年制の看護系学科やコースも存在しますが2年制で目指せるのは都道府県知事発行の免許である「准看護師」です。国家試験にて看護師になると「正看護師」と呼び名が変わります。国家試験は年1回2月に実施され合格率は90%程度です。国家試験合格後、申請すると看護師免許を取得できます。

必要な試験・資格

看護師は看護師国家試験を受験して合格することで取得できる国家資格です。国家試験には受験資格があり、看護師を養成する学校に入学し、必要なカリキュラムをすべて修めて卒業すると(卒業見込み含む)受験資格を得ることができます。免許は更新制ではなく一度取得すると一生涯有効です。

看護師国家試験

看護師国家試験は年1回、2月中旬の日曜日に行われます。合格発表は3月の下旬です。合格率は90%前後で推移しており学校の勉強に真面目に取り組んでいれば合格できると言えます。2021年の試験では66,124人が受験し59,769人が合格。合格率は90.4%でした。落ちてしまった場合は翌年以降の試験で再挑戦ができます。

大学・学費

看護師になるには看護師養成課程を持つ学校で3年以上の学ぶ必要があります。4年制の大学、看護大学または3年制の看護短期大学、3年から4年制の看護学校があります。中学卒業後に入学できる5年一貫教育の看護師養成校もあります。文部科学省が所轄する4年制の大学は国立が42校、公立が51校、私立が198校、3年制の短期大学はすべて私立で13校あります。(2022年4月時点で学生募集している学校)

看護師学費

教材費や実習費は学費とは別になる 学校もあり、費用がさらに増えるケースもあります。多くは学校で奨学金制度を整備しています。

就職先

看護師の就職先は厚生労働省「令和2年衛生行政報告例」によると69%が病院、病院とは入院用のベッドを20床以上を持っている医療施設で看護師総数128万911人のうち88万3,715位人が病院で働いています。13.2%、16万9,343人は診療所に勤務しています。診療所とは入院設備のないところや、あってもベッドが20床未満の医療施設です。介護保険施設等に7.9%、10万701人、訪問看護ステーションに4.9%62,157人が勤めています。看護師として様々な経験を積んだ後看護師養成所などで後進の指導にあたる看護師が1.4%、17,519人います。その他も社会福祉施設や市町村、企業等で働く看護師もいます。

参考サイト:厚生労働省
看護師就職

仕事内容

看護師の仕事内容は保健師助産師看護師法という法律にて「療養上の世話」と「診療の補助」と規定されています。

療養上の世話

「療養上の世話」は病気や障害によって食事や排泄、着替え、入浴、移動などができない人を介助・世話することです。看護師が身の回りの世話をすることで安心して療養することができます。患者の不安を取り除き話を聞くことも行います。

療養上の世話

診療の補助

「診療の補助」は医師が行う治療や検査、処置などのサポートで、診断に必要な血圧、体温測定、記録を行います。また、医師の指示のもと採血や、注射、点滴を行ったり内服ができるように介助を行ったりします。入院時のアナムネ(問診は)看護師が行うことが多いです。処置として皮膚のケアも行います。訪問看護ステーションとは看護師が自宅に訪問し看護を行います。これもかかりつけの医師の指示に基づいて観察をしたり、点滴や注射を行ったりします。

診療の補助

看護師に向いている人

  • 人のことを思いやることのできる人
  • 責任感がある人
  • 真面目な人
  • コミュニケーション能力・協調性がある人
  • 自分自身の健康管理ができる人
  • 向上心・勉強熱心であること

人のことを思いやることのできる人

看護師は患者さんをいたわり、心身の援助が必要です。そのため家族のように思いやることのできる人が望まれます。実際は仕事が多忙であり、一人一人にゆっくり関わることができないこともありますが心配する気持ちや声かけのできる人が望まれます。

責任感のある人

すべての仕事では責任が伴われます。看護師は特に患者さんの命を預かる仕事でありますので責任感を持って関わっていくことと、診療の補助にも責任が求められます。

真面目な人

真面目か不真面目かは自分では分かりませんが、一つ一つのことを一生懸命できるかが必要かと思います。真面目に勉強しないと看護学校は卒業できません。学ぶ内容も多いため途中で挫折する学生もいます。そのため継続できるような真面目さは必要です。

コミュニケーション能力・協調性がある人

私も人見知りはありますのでコミュニケーション能力は低いと思っています。でも仕事内でコミュニケーションの経験を積むにつれて自然とコミュニケーションは取れていきます。看護師はチームで仕事を行いますのでスタッフと話あったり、協力して業務を行うことが増えてきます。そのため協調性を持つようにしないといけません。私も人見知りでありますので協調性はないかもしれませんがなるべく協調性を持ってするように心がけています。

自分自身の健康管理ができる人

看護師は急に休むとシフト業務であり他のスタッフに迷惑をかけてしまいます。そのためきちんと健康管理を行いシフトに沿って業務を行う必要があります。患者さんにも迷惑をかけてしまうことを念頭に入れて勤務しています。

向上心・勉強熱心であること

看護師は一生勉強をしないといけません。医療は年々進化していますし、病態も年々変化します。病院には経験年数に沿った研修もありますので自己学習にて自分の看護力をアップできるように取り組んでいく必要があります。自分が成長したいと思うことができれば自然と勉強は継続することができます。

最後に

私は看護師新人の指導と、看護学生の指導をしています。看護学生になるまでにも努力は必要ですが、看護学生や看護師になっても努力は必要です。なぜ看護師になりたいかを考えると努力はすることができます。やりがいを感じること、自分が行いたい仕事としてイメージしていただけると必ず看護師になることができますのでぜひトライしてみていただくと嬉しいです。

別のブログにて看護師のやりがい、なぜ看護師なのかを書いていますのでよかったらみてください。みていただきありがとうございました。

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