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ナース指導者が新人看護師に教える 結婚と子育てについて思うことと両立するには

ナース指導者が新人看護師に教える 結婚と子育てについて思うことと両立するには

新人看護師を迎えるにあたって今の時代に思うことですが新卒看護師さんは結婚で子持ちの方やでシングルマザーの方が多くなってきたと思います。それはなぜかと思うこともありますが、新人看護師さんに聞くと前職は一般職でしたが金銭面を考え看護師を目指すことにしたとのことでした。このような看護師さんは多く感じます。今回はこれらについての現状と思うことについて、また私の経験から両立するにはどうしたらいいかを考えたので載せたいと思います。よろしければ見ていただけると嬉しいです。

看護師の給料

看護師は安定した職業と言われていますが夜勤をしないと少なく感じることもあります。2023年度の看護師の給料を載せています。これは地域によって差があることと、夜勤の回数も差がありますが基本給に各種手当が入った分の平均と言われている給料です。経験年数や新卒や在籍年数でも違いがあると思います。一般職に加えて安定はしていますが3K(きつい、汚い、危険)もふまえると割に合わないと考える看護師も多くいます。

看護師の給料一般職にいる時に結婚し再就職で看護師を選んだ新人看護師も多くなり、看護師は安定した給料をもらえる印象にあります。しかし、先ほども伝えた3Kと言われるきつい、汚い、危険もふまえると割に合わないことや夜勤をしないといけない状況になったり残業をすることは当たり前と言われかねない環境になることもしばしばあります。新人看護師は自分の仕事を放り投げて帰ることはできない状況にあるということが現状です。

ナース指導者が給料について思うこと

  • 新人指導もしているのに割に合わない
  • サービス残業したくない
  • 夜勤増やして給料あげてほしい
  • 基本給あげてほしい
  • ボーナスあげてほしい

これらの一般的に考える願望を切に願っていますが叶ったことはなく今もこの悩みの苦しんでいます。また正社員であるからには副職にも制限があり、副職ができる病院は限られています。自分の状況にあった働き方改革をしていきたいと願ってこのブログも始めましたがなかなか叶ってはいません。私の病院である看護師が行っている方法は夜専でパートになり副職も複数するというスタッフがいました。看護師それぞれの生活があり環境に合った働き方改革を目指していきたいというのが私の気持ちです。

看護師の結婚について思うこと

看護師は一般的にも結婚する人、しない人など分かれていない気がします。結婚して子供ができたら産休、育休をとって休み、その後育休が明けたら復帰するイメージです。産休中も産前6週から産休に入るのですがそれまで体調に変化がなければ他の看護師とともに同じ仕事をしていますし、夜勤もしています。体調に変化がある場合はリーダー業務をしたり、動きの少ない場所で働けるように考慮される場合もあります。

子育てについて

子育てについてはスタッフが女子が多く働き方に配慮していただけているイメージがあります。各部署の管理者さんも体調に考慮して働きやすいように仕事を振り分けてくれています。今まで妊婦の方が体調が安定せず、早期産休に入ったこともありましたがそれは仕事が忙しいのもあります。その場合は自ら自分の体調に変化があり、現状の業務ができないと上司に伝えることが周りへの配慮と考えられています。周りにそれを委ねるよりは自ら体調不良を言う勇気が必要です。産休明け後は保育園慣れも配慮して短時間からの業務から始まり、一般の時間へ移行したり、時間短縮で業務を設定したり、パートに変えたりと自分の子育ての状況によって変更できています。これは働き方改革と言えます。「全てを我慢して看護師業務をしなさい」という環境ではストライキが起きますし、看護師の退職が想像できます。そのためこのような働き方改革が行われていると感じています。また子育てに関して言えばシングルマザーは私も含めて看護師では多く、働き方改革がないと両立できないイメージがあります。子どもが熱を出すと親に頼まないといけなくなったり、頼む人がおらず、自分が休むことになる場合も多くあります。これはとても働きにくい環境であり、給料にも反映できず、生活も苦しくなる印象があります。

看護師の退職について

看護師はとても必要とされていますが、業務の多さと自分の生活環境との両立、給料に不満があったり、サービス残業となったりするところから退職へ移行し看護職を辞めてしまう方も増えています。これを防ぐためには今働き方改革がされており、子育てや生活環境の理解と業務の多さからのサービス残業の撤廃、業務に見合った給料の充実が求められています。全ての看護師は「患者さんを助けたい」や「役に立つ仕事がしたい」や「安定した給料がほしい」などの理由から看護師という特別な仕事についています。「1人でも辞めずに充実した看護がしたい。」そのためには働き方改革が永遠のテーマだと言えます。これを全ての人に知ってほしいと思います。

退職

新人看護師と子育て看護師の働き方で思うこと

新人看護師

新人看護師は看護師になったばかりで看護師のみで精一杯、環境にもなれず毎日職場にくるだけでしんどい状況になります。新人研修と周りの人間関係の構築で一年間が終わります。周りの指導者はそれをわかっているので新人が挫けないように声かけ、配慮がとても必要です。「自信がない」は当たり前と伝えることで成長を促します。どれだけ指導者や周りのスタッフが新人看護師と関わったかで成長具合が違うことも知ってほしいです。

子育て看護師

子育て看護師はまずは看護師業務と子育てとの両立が安定することが必要で、子育ての教育費や生活に充てる給料も安定することが必要です。子育ての状況になると子どもの発熱や家庭環境の変化で自らの負担も増え、看護師だけをすることはできなくなります。子どものことだけをするのも生活を考えたら行えず、看護師の業務と子育てを両立することで生活も安定できます。これは子育てをしたものだけが理解できると感じていますし、働き方改革はとても重要なことだと感じます。子育て看護師が働きやすいように周りも配慮してあげることが看護師が退職することなく安定することだと思います。

最後に

今回は新人看護師へ教える結婚、子育てについて思うことと両立について書きました。私が経験したことが全てであり、不満や葛藤は今でもあります。働き方改革は永遠のテーマであり、みんなで変えていくことです。この時代に看護師はとても必要だと思うので大切にしてほしい。辞める人が1人でもいなくなるようにしてほしい。そう思います。見ていただきありがとうございました。

別のブログでも看護師のやりがいや子育てについて書いていますのでよろしければ参考にしてくださいね。見ていただきありがとうございました。
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