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ナース指導者が解いてみた 看護師国家試験過去問解説 しっかり理解しよう必修問題第1弾

ナース指導者が解いてみた 看護師国家試験過去問解説 しっかり理解しよう必修問題第1弾

今回は看護学生さんの役に立てるように看護師国家試験の過去問解説を行いたいと思います。まずは自分が解いてみて理解しにくい部分は自分もしっかり調べて皆様に伝え、理解していただき国家試験の対策にしていただきたいと思います。一つ一つ丁寧に解説していくので、何回かに分けて書いて行けたらいいなと感じております。過去問題はいくらでもありますのでその中で私でも難しい内容をピックアップしたいと思っています。よかったら参考にしてください。

看護師国家試験

看護国家試験は入試のように多くの志願者から選抜する試験ではなく厚生労働省が定めた合格基準点を満たせば合格できる試験です。合格基準点は①必修問題②一般問題➕状況設定問題各ボーダーラインを満たせば国家試験に合格となります。必修問題は合格基準点8割となっており(合計50問中40問以上正答)となります。一般問題➕状況設定問題の合格基準点は毎年変動しています。過去10年の得点りつが最高で66.8%最低でも57.2%であり確実に合格を目指すなら70%超目標にする必要があります。

必修問題

私が解いて間違えた問題をピックアップします。また、それについて最新の情報を含めた内容も解説にありますので、見ていただくといいかと思います。

健康と定義と理解

出生数

第103回日本の令和3年(2021年)における出生数に最も近いのはどれか

  1. 71万人
  2. 81万人
  3. 91万人
  4. 101万人

答えは2番令和3年(2021年の出生数は81万1,622でおよそ81万人)

少子化に歯止めがかからない。民間試算によると2023年の日本人の出生数は70万人台前半と8年連続で過去最少を更新する見通しとなった。

出生数

参考サイト:厚生労働省

出生数は減少傾向にあるので問題に出る可能性はあるかもしれません。一応確認しておくといいかもしれません。

平均寿命

第103回 平均寿命は( )歳の平均余命である。

  1. 0
  2. 5
  3. 10
  4. 20

答えは1番0歳 0歳の平均余命を平均寿命という。全年齢の死亡状況を集約したもののされ、保健福祉水準の総合的指標として使われている。

平均寿命

参考サイト:厚生労働省

健康

第107回世界保健機関(WHO)が定義する健康について正しいのはどれか。

  1. 単に病気や虚弱のない状態である。
  2. 国家に頼らず個人の努力で獲得するものである。
  3. 肉体的、精神的及び社会的に満たされた状態である。
  4. 経済的もしくは社会的な条件で差別が生じるものである。

答えは3 身体的にも、精神的にも、社会的にも完全に安寧な状態であるという記載に合致する。

健康

参考サイト:日本WHO協会 

単独世帯の占める割合

第103回令和3年(2021年)の国民生活基礎調査で単独世帯の占める割合はどれか。

  1. 19.5%
  2. 29.5%
  3. 39.5%
  4. 49.5%

答え 29.5%(令和3年の単独世帯の割合は29.5%であった。)

令和4年(2022年の単独世帯の割合32.9%
参考サイト:厚生労働省

人口

第104回日本の将来推計人口で2025年の65歳以上人口が総人口に占める割合に最も近いのはどれか。

  1. 15%
  2. 30%
  3. 45%
  4. 60%

答え2(30%)

国立社会保障・人口問題研究所により「日本の将来推計人口」によると令和7年(2025年)の人口は1億2,254万4,000人になるとされている。この総人口に対する65歳以上人口が占める割合は30%と推計されている。

人口

参考サイト:厚生労働省

合計特殊出生率

第104日本の令和3年(2021年)における合計特殊出生率はどれか・

  1. 0.80
  2. 1.30
  3. 1.80
  4. 2.30

答え 2 令和3年(2021年)は1.30であった。

我が国の合計出生率とはその年次の15〜49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの(期間合計特殊出生率)である。平成17年(2005年)に最低(1.26)を記録した後は増加傾向を示したが、令和2年(2020年)は1.33、令和3年(2021年)は1.30と近年は減少傾向である。
令和4年の合計特殊出生率は1.26(2005年と同様)その後2015年には1.45と上昇するもその後減少し続けている。
参考サイト:厚生労働省

人口年齢区分

第104回人口年齢区分における15歳から64歳までの年齢区分はどれか。

  1. 従属人口
  2. 年少人口
  3. 老年人口
  4. 生産年齢人口

答え 4 生産年齢人口

人口

核家族世帯

第104回令和3年(2021年)の国民生活基礎調査で世帯総数における核家族世帯の割合に最も近いのはどれか。

  1. 30%
  2. 45%
  3. 60%
  4. 75%

答え 3 (60%が最も近い)

令和3年(2021年)の世帯総数における核家族世帯の割合は59.1%であった。なお、この割合は平成に入ってから58〜60%で推移している。このうち最も多いのは夫婦と未婚の子のみの世帯(27.5%)であった。ひとり親と未婚の子のみの世帯(7.1%)夫婦のみ世帯(24.5%)高齢者世帯は(29.0%)
核家族世帯とは:世帯の家族類型のうち「夫婦のみの世帯」、「夫婦と子からなる世帯」「男親と子からなる世帯」「女親と子から成る世帯」をいいます。

生産年齢人口

第105回日本の令和3年(2021年)の生産年齢人口の構成割合にもっとも近いのはどれか。

  1. 50%
  2. 60%
  3. 70%
  4. 80%

答え 2 (60%)

生産年齢人口は15〜64歳までの人口である。令和3年(2021年)の15から64歳までの人口は7,450万4000人で59.4%であった。

少子高齢化の進行により我が国の生産年齢人口は1995年をピークに減少しており2050年には5,275万人(2021年から29.2%減)に減少すると見込まれている。生産年齢減少により労働力の不足、国内需要の減少による経済規模の縮小など様々な社会的・経済的課題の深刻化が懸念される。

引用サイト:総務省

寿命

第105回日本の令和3年(2021年)における男性の平均寿命はどれか。

  1. 71.47年
  2. 75.47年
  3. 81.47年
  4. 85.47年

答え 3(令和3年では81.47)

令和4年男の平均寿命は81.05年 女の平均寿命は87.09年となり前年と比較して男は0.42、女は0.49下回っています。死因別であると新型コロナウイルス感染症、心疾患、老衰などが影響している。
参考サイト:厚生労働省

最後に

まだまだ問題は続きますが、少しずつ作っていきたいと思います。自分でも解けない問題が多く、選んでブログに記載しています。なるべく詳しく作って皆さんにもわかりやすくできるようにしていこうと思います。看護師の国家試験は無限大の内容から勉強していかないと行けないことも実感しています。この量を勉強しないといけないとため息をついたり不安に感じることもあると思いますが、みんな取り組んでいることは同じなので励まし合いながらすると進みやすいのではと感じることができました。

別のブログにて国家試験の不安についての対策と国家試験についても載せていますのでよかったらみてください。

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また看護師のやりがいもよかったらご覧になってください。

ナース指導者あこログ 新人ナースや看護学生へ向けてどうしても伝えたいこと
初めまして、看護師指導者あこといいます。新人指導と、実習指導者をしています。看護師ブログにて皆さんに看護師の悩みを解決できるように取り組んでいきます。今回は初めてということで自己紹介を行なっていきますのでよろしくお願いします。

またほかにもブログを書いていますので見ていただけると嬉しいです。

皆様の合格💯をお祈りしています。

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