ナース指導者が行った 看護師国家試験 不安対策とは
私は長年看護師をしています。20年前に看護専門学校を卒業していますが、国家試験も合格でき現在があります。看護学校の先生とも話す機会はありますので現在の国家試験の傾向は聞いたりしていますが、傾向としては私たちの時代よりも難しくなっています。その傾向も踏まえて傾向と対策を書いていきたいと思います。また国家試験に対して不安は誰にもあります。不安を解決するには友達との会話、家族との会話も必要です。これについても書いています。
看護国家試験の傾向
第113回看護師国家試験が2024年2月11日(日)に実施されると厚生労働省より発表がありました。国家試験まで過去問中心にコツコツ勉強すれば合格がむずかしくありません。またここ3年間の合格率は90%を超え高い状態が続いています。受験者数はここ数年6万5千人あたりとなっています。合格率は第108回から上昇していましたが第112回では下がりました。第113回は出題基準改訂後2回目の試験になります。看護国家試験は入試のように多くの志願者から選抜する試験ではなく厚生労働省が定めた合格基準点を満たせば合格できる試験です。合格基準点は①必須問題②一般問題➕状況設定問題各ボーダーラインを満たせば国家試験に合格となります。必須問題は合格基準点8割となっており(合計50問中40問以上正答)となります。一般問題➕状況設定問題の合格基準点は毎年変動しています。過去10年の得点りつが最高で66.8%最低でも57.2%であり確実に合格を目指すなら70%超目標にする必要があります。
参考サイト:東京アカデミー
- 必須問題:1問1点で50点満点(全50問)
- 一般問題:1問1点で130点満点(全130問)
- 状況設定問題:1問2点で120点満点(全60問)
私が看護学校時代に行っていたこと
私の看護学校は国立であり、周りは自分で勉強する子が多かったです。私は自分ではしますが、なかなか長続きできなかったので成績トップの子にどのような勉強をしているかを聞いて一緒に勉強するようにしていた。答え合わせをするような感じです。本屋に行き、自分に合う問題集を選びました。自分に合う問題集をひたすら何回も解いて、わからない時はその横に詳しく書き込んで何度も見るようにしていました。勉強をする環境を作ることが必要だったので友達と話すことで不安は薄れていました。また、予想問題のテストは何度も受けていましたので問題に慣れることもしていました。緊張にて時間配分もわからなくなるので慣れることはとても必要だと思います。
試験前のチェック項目
- 平常心で試験を迎えるために
- 集合時間(余裕を持って出かける)
- 乗り物の時刻表(平日・休日で異なる場合ある)
- 持ちもの(受験票・筆記用具・マスク・弁当・水筒)
- トイレの場所確認
- 休憩時間(過ごし方を考える)
- 携帯電話電源の確認(不正防止と周りへの配慮)
- 自己採点用に問題冊子に解答をチェック
- 寒さ対策グッズ(手袋・マフラー・カイロ)
前日
- 受験票などの持ち物を確認
- 食事はお弁当なので家族へ依頼
- 問題集の見直し(確認のみ)
- 寒さ対策準備
- 集合時間、乗り物の時刻表確認(慣れない場所なのでしっかり場所と時間確認)
- 天気の確認(時間が変わる場合あり)
- 早く就寝
当日
- 受験票と携帯充電再度確認
- 朝、腹痛などが起きないように冷たい飲み物は飲まない
- 家ではトイレなど頻回に行っておく
- 寒さ対策(カイロ準備)
- 筆記用具予備も準備
試験会場に着いたらトイレの場所、携帯の電源確認(消す)
試験後
試験が終わったら速やかに帰ります。できた、できなかったあると思いますが、今日はとにかく3年間の最終到達が終わったとのことで速やかに帰り、ゆっくりしてください。その後次の日に答え合わせをして結果を見てください。必須項目は40点必ず取らないといけませんので確認が必要です。
看護国家試験の不安対策
看護国家試験の不安対策としては
- 友達との不安の共有
- 家族との不安の共有
- 先生との不安の共有
- 問題集での過去問勉強
- 国家試験の傾向と対策を知る
友達や家族との不安の共有はとても必要ですし、解決しやすいと思います。会話をすることで自分の状況を理解できますし、友達も同じ状況で頑張っていることで意欲も出てきやすいと思います。先生とは話が合う先生と会話することを勧めます。先生と会話をすることで自信になり、次回のテストで頑張ろうと思って意欲につながります。問題集に関しては問題を解くことで理解できるようになり、自分への自信へつながります。問題集には傾向と対策も載っているのでそのように勉強をしたらいいかなども知ることができ、範囲の広い内容を絞って勉強をすることができるため、解決方法になるのではないかと思います。
最後に
今回は看護国家試験についての傾向と対策を書いていきました。対策は問題集にしっかり書いてあると思いますが、私の対策としては過去問で出た必須項目を何度も確認する。自分が理解していなことは過去問から復習する方が範囲も絞られていいと思います。自分が使いやすい問題集を使用する。範囲が広いので過去問から逆戻れるような内容の問題集がいいと思います。あとは当日チェックできる参考書(小さいもの)が入ります。自分が暗記していた内容は毎年出るとは限らないので勉強方法を参考にしていただければいいかと思います。前日や当日はとても緊張するので体調不良が起きないようにしっかり休息をとって試験に臨んでください。応援していますので頑張ってください。皆さんが笑顔で病院に来られることを待っています。
見ていただきありがとうございました。少しでも参考にしていただくと嬉しいです。
参考サイト:厚生労働省
ナース指導者が国家試験を解きました。それをブログを書いています。また、なぜ看護師がよかったのか、書いています。悩まれている方はよかったらご覧下さい。
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